＜土地不正購入疑惑＞李大統領の長男、被疑者として特検出頭…現職大統領の子息として初めて（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.26 10:30
◆１００メートルのバリケード警護＝李始炯氏はこの日午前１０時１９分ごろ、銀色の車「カーニバル」に乗ってソウル瑞草洞（ソチョドン）の特検事務室に姿を現した。取材陣の質問に対し「中に入って説明する」とのみ答え、５階の映像調査室に向かった。
青瓦台警護処は万一の場合に備えて厳重に警護した。李始炯氏が出頭する事務室の前の道路に１００メートルほどの鉄製バリケードを設置し、建物の出入口を高さ１．２メートルの遮断幕で封鎖した。数十人の警護員と約１００人の警察が配置された。
李始炯氏は１４時間ほど調査を受けた後、２６日０時３０分ごろ、特検事務室を出た。李始炯氏は取材陣に「検察の書面陳述書に一部誤りがあったが、できる限りのことを話した」と短く答えた後、車に乗った。
青瓦台の関係者は「話すことはない」と言葉を控えた。内心、特検が政治的捜査をしていると不快に思う雰囲気があるか、これを表わさなかった。この関係者は、「李明博大統領は長男の出頭を見たのか」という質問に対し、「内部報告が多いのでおそらく見ていないだろう」と答えた。
＜土地不正購入疑惑＞李大統領の長男、被疑者として特検出頭…現職大統領の子息として初めて（１）