韓国の水中発掘技術、日本・中国からも学びに来る(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.20 09:45
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韓国の水中文化財発掘技術が日々発展している。国立海洋文化財研究所発掘チームが、泰安(テアン)馬島(マド)海域に沈没した高麗時代の船から見つかった陶磁器の土を除去している(写真提供=国立海洋文化財研究所)。
「では、今から除土作業を始めます」。水深5メートルの海中の潜水士パク・ヨンギさんが、バージ船の上のコントロールボックスにサインを送った。真空吸入ポンプを作動させると、太いホースを通って泥が処理器の中にあふれ出てくる。埋もれている遺物を発見しやすいように砂を除去する作業だ。
12日午前8時、忠清南道泰安郡(チュンチョンナムド・テアングン)馬島(マド)付近に停泊している国立海洋文化財研究所のバージ船。研究所の発掘チームと専門潜水士が船上を忙しく動いている。