大型車も軽自動車並みの燃費、軽量化・電気モーターが核心技術(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.29 16:24
メルセデスベンツは最高級モデルSクラスにハイブリッドモデルを加えた。S500プラグインハイブリッドは高級大型セダンだが、小型車並みの燃費だ。エンジンは3.0Lガソリンターボに電気モーターを結合して完成された。これを通じて具現される出力は330馬力。最大トルクも高性能ディーゼル並みの48.9kg・m水準。停止状態から時速100キロまで5.2秒しかかからない瞬発力を持つ。バッテリーはリチウムイオン方式を使う。体積を減らせるメリットがあるからだ。こうした努力を通じて欧州基準で複合燃費35.7キロを誇る。大型級セダンだが電気モーターだけで30キロ走行でき、内燃機関を使わず時速140キロで走行できる。
単にパワートレーンの効率だけ高めたのではない。S500プラグインハイブリッドは前方8キロ以内の道路の高低とコーナーの角度、速度制限を考慮し、ハイブリッドシステムを最適化する。ベンツは2017年までに10車種のプラグインハイブリッドモデルを出す計画だ。