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【社説】金融当局の職務放棄が招いたCD金利わい曲問題

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.22 12:58
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譲渡性預金証書(CD)金利わい曲の波紋がますます増幅している。CD金利に連動された融資と派生金融商品が当初明らかにされた規模をはるかに超え、基準金利わい曲による被害額もそれだけ大きくなるとみられるためだ。万一、談合や操作の事実が明らかになった場合には大規模集団訴訟が避けられないだろうという観測が出てきている。たとえ談合や操作がなかったと判明した場合でも、金利わい曲にともなう損失補償を要求する請願は激しくなる公算が大きい。今回の事態の揮発性がそれだけ大きいという話だ。

状況がこれだけ厳重ならば金融委員会と金融監督院、韓国銀行など金融市場の安定の責任を負う金融当局はすぐに事態収拾と責任所在の糾明に出るのが適切だ。しかしこれら金融当局は市場の混乱を収拾して問題の真相を明らかにしようとする努力もせず互いに責任を転嫁するのに忙しかった。本当に情けないことこの上ないふるまいに違いない。事実CD金利わい曲問題は金融当局の無責任な職務遺棄が禍をふくらませたのも同然だ。CD金利のわい曲はすでに昨年から提起されていた事案で、この問題を解決する責任は金融当局にあるためだ。CD発行が急減しながらCD金利が事実上基準金利としての機能を喪失した時すぐに代案を用意すべきだった。金融当局もこうした問題点をわからなかったのではない。昨年末にはCD金利を代わる新しい金利指標開発のためのタスクフォースを発足することさえした。しかしそれだけだった。互いに主導権争いを行い金利指標開発は失敗に終わったし、CD金利のわい曲は放置された。

 
今年に入って市中実勢金利が下落したのにもかかわらず貸出金利は不動の姿勢という不満の声が出た時も金融当局は真相把握と改善策策定に乗り出す考えはできなかった。貸出金利が下がらない理由がCD金利が固定されたためという事実だけでもまともに看破されていれば事態がこれほどには達しなかっただろう。本紙がCD金利のわい曲問題を報道し公正取引委員会が異例にも速やかに調査を始めた後も金融当局は積極的に事態解決に出る姿勢を見せなかった。かえってクォン・ヒョクセ金融監督院長は(公取委の調査に対し)「遺憾を表明せよ」という指示を与えたとされ、キム・ソクドン金融委員長は「(官庁間協力なしで公取委が)独断で進めれば衆口防ぎ難くなる」という立場を表明したという。もし本紙と公取委が問題を提起しなかったならば金融当局が果たしてどのような措置を取るつもりであったか気になる。

今回のCD金利わい曲事態は金融当局の市場監視および金融会社監督機能に重大な欠陥があるということを如実に示す。金融当局は貯蓄銀行不良を事前に予防できなかったのに続き基準金利が市場でまともに作動しないことにも手をこまねいてきた。金融当局はまずその責任を痛感しなければならない。そして公取委の調査に積極的に協力する一方、代替指標の開発と金融市場の混乱防止に積極的に乗り出すことを望む。

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