青瓦台文書流出の核心部が途切れ…検察が困惑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 10:11
最終段階に入っている検察の「チョン・ユンフェ動向」文書流出捜査に急ブレーキがかかった。容疑者だったソウル警察庁情報1分室所属のチェ警衛(45)の自殺で、彼を連結の中心と見てきた文書流出ルートに対する検察の調査にも難航が予想される。
チェ警衛の死亡が伝えられた直後の13日と14日、最高検察庁とソウル中央地検には緊張感が漂った。休日にもかかわらず全員が出勤した捜査チームの幹部・検事は、困惑の表情を隠せないまま経緯の把握に追われた。捜査チームの関係者は「捜査中によくないことが発生したことのは遺憾。故人の冥福を祈る。捜査の過程ではいかなる強圧行為や違法はなかった」と強調した。今後の捜査に及ぼす影響については「真相究明に大きな支障が生じるとは考えていない」とし「確保された証拠と関係者の調査をもとに、予定された手続きで進める予定」と説明した。しかし「文書作成者パク・グァンチョン警正(警視正)が青瓦台で出力して流出した文書を情報1分室に保管したし、これをチェ警衛とハン警衛がコピーして世界日報に流出した」という検察の見方には支障が避けられなくなった。