スピードスケート・ショートトラック韓国代表チームが世界選手権大会で波に乗っている。先月のソチ冬季五輪で見せた技量よりさらに成長した感じだ。

パク・スンヒは１６日にカナダのモントリオールで開かれた女子５００メートル決勝で、４２秒７９２でゴールを通過し金メダルを獲得した。ソチ五輪５００メートル決勝で自身を押し倒した英国のエリス・クリスティとの再対決で完勝し喜びもひとしおだ。

レース中盤までパク・スンヒはクリスティに後れていた。逆転が難しい５００メートルで序盤にリードを奪われてもパク・スンヒは冷静だった。一周半を残し先頭に飛び出した。クリスティの内側に食い込んだパク・スンヒは最後まで先頭を奪われなかった。

先月１３日のソチ五輪５００メートル決勝でパク・スンヒは先頭を走ってアクシデントに見舞われた。イタリアのアリアナ・フォンタナと体当たりしたクリスティに押され転倒したため４位でゴールを通過した。クリスティが失格判定を受けパク・スンヒは銅メダルを獲得したが、目前で金メダルを逃した無念さはあまりに大きかった。当時負傷した右ひざはまだ完治していなかった。




＜ショートトラック＞不運に泣いたソチ五輪、パク・スンヒが世界選手権で金メダル取り返す（２）