<米国発金融危機>クルーグマン教授も‘日本式不況’に言及
プリンストン大のポール・クルーグマン教授が、米国に‘日本式長期不況’が迫っている、と警告した。 クルーグマン教授は17日、米経済誌「フォーチュン」とのインタビューで、「日本は景気後退で10年間回復しなかった」とし「そういう部分をわれわれも憂慮している」と語った。 また「2010年半ばごろ景気回復を感じることができるだろう」と付け加えた。 サブプライムモーゲージ(非優良住宅担保貸出)発の米国の景気沈滞が相当期間続くという展望だ。 クルーグマン教授は現在、米国で最も影響力のある経済学者の一人。