<カバーストーリー>米国を襲う悪夢…‘日本式長期不況’②
事後対策として取り出した低金利政策も似ている。 日本は景気回復のために類例のない‘ゼロ金利’政策を使いながら、市中に大量の資金を供給した。 米国も今年に入って金利を下げ続けている。
しかし日本の場合、どんなに資金を供給しても銀行で止まり、企業には輸血されなかった。 一度クレジットクランチが深刻になれば、金利政策の効果は得られない、ということだ。 韓国資産管理公社の李哲徽(イ・チョルフィ)社長は「金融不安が続く中で金利を下げることは、当面の苦痛を和らげるために毒薬をのむようなもの」とし「事態の原因と対応の面で日本と米国はそっくり」と語った。