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SEXPO行事の取消で大騒ぎとなった会場

2006.08.31 16:56
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「広告した通りにイベントを行なわなくてはならない。これは詐欺だ」。31日、ソウル大峙洞(テチドン)のソウル貿易展示コンベンションセンター。韓国で初めて行なわれる予定だったアダルト博覧会「2006ソウルSEXPO」が煽情性をめぐる議論の末、ストリップショー、キッス大会などのイベントを全て取り消した後、来場者が激しく抗議する大騒ぎがあった。

同午後1時ごろ、来場者およそ100人は主催会社の事務所前に集まり、入場料1万5000ウォン(約1800円)の払い戻しと関係者との面談を要求した。インターネットの広告を見て大田(テジョン)から来たというハン某氏(45)は「外国の有名なモデルによるストリップなどを見るため来たのに、展示会だけ見て帰るようになった」とし不満がった。博覧会は肌着メーカーや健康食品メーカーおよそ60社の製品を展示することだけになった。

 
(株)SEXPOのパク・スンガク代表は「メインの行事である展示会は予定通り行なわれる。払い戻しはできない」とした。来場者のカン某氏(35)は「近所のアダルトグッズショップに入場料を払って入ってきた気分」と抗議。博覧会に出品した某健康食品メーカーの関係者も「行事の内容が突然変わりPRの効果が得られるかどうか疑問」と語った。

博覧会ではストリップ、ランジェリーショー、恋人のキス大会などが予定されていたが、非難する世論が広がったのを受け全日程が取消となった。また、ストリップに出演する予定だった外国のモデル11人全員が観光ビザ(査証)で韓国入りしていることが分かった。行事関係者は「マスコミなどが行事の趣旨をきちんと理解していないようだ」とした。主催側はストリップなどのイベントを除いた残りの各行事は予定通り行なう、としている。

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