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【社説】墜落した韓国科学の英雄

2005.12.23 19:00
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ソウル大調査委員会が黄禹錫(ファン・ウソック)教授の論文ねつ造疑惑に関する中間発表を行った。ここで明らかにされた真相は非常に残念なものだった。世界的な研究業績だとして見守ってきた2005年サイエンス論文は、結局、ねつ造されたものと発表された。論文に書かれた11個の胚性幹細胞(ES細胞)に対する各種実験結果は、2つのES細胞株を使用して作ったものであることが確認された。架空の資料を根拠に論文を書いただけに相当なねつ造である。

調査委は残っているES細胞の真偽を調査中であり、黄教授が主導した04年サイエンス論文とクローン犬「スナッピー」に対する調査も行うことにした。黄教授が行ってきたその間の研究全体が疑惑の俎上にのせられたのだ。

 
ソウル大調査委は「これまで明らかになった論文のデータねつ造だけでも、黄教授は責任を免れることはできないだろう」と伝えた。他の研究に対する検証結果がどのように出ようと、現在まで確認された論文ねつ造だけで十分に厳重な責任が問われるということだ。黄教授はこの日、調査委の発表直後、教授職を辞退すると述べたが、今回の事態は彼が教授職から退いて済むものではない。何より、黄教授は自分の研究業績に熱狂し、全幅の支援を惜しまない全国民の胸に容易には消えない傷を残した。彼の論文ねつ造で韓国科学界が被った不信のイメージは簡単に払拭されないだろう。

さらに深刻な問題は、ソウル大調査委の発表があるまで黄教授が真実に顔を背けたという点だ。われわれは黄教授の論文ねつ造疑惑が提起されて以来、真実だけが解決法だという点を何度も強調してきた。不法卵子提供疑惑が膨らんだ時から、黄教授が真実を語る機会は何度もあった。しかし彼はその度に嘘と発言の変更、責任転嫁などで一貫してきた。韓国科学界の英雄、黄禹錫教授を見て科学者になろうと決心した数多くの子供たちが感じる困惑感と挫折感を考えると、論文のねつ造に加え、最後まで真実を隠した非道徳性はもっと大きな過誤である。

黄教授に天文学的な資金支援と最高科学者待遇を提供すると騒いでいた政府は、一歩遅れて最高科学者の指定を取り消し、研究費を回収すると述べた。国策事業に匹敵する資金を投入しながらも、その間、研究結果の検証にこれほどずさんだったというのは信じがたい。大統領や長官までが乗り出して、黄教授の研究業績の後光を享受するのに忙しく、いざ彼の研究が問題なく進行しているかという確認・管理には手抜かりがあったということだ。

学界は今回の黄禹錫教授の論文ねつ造波紋で衝撃と当惑感を隠せずにいる。もう少し早くから学界が学問的な検証に乗り出せなかったかという反省の声も出ている。今回の論文ねつ造の実像が、外国の学界ではなく、国内の若い科学徒らによって明らかにされたのは不幸中の幸いだ。国内学界の自浄能力を立証することで、韓国科学界の地位が崩壊の危機を免れたためだ。科学界は今回の事件で挫折するのではなく、むしろ飛躍のきっかけとしなければならない。こうした事態が再発しないよう厳格な倫理規範を確立し、制度的に不正・不良研究をろ過できる学問的浄化装置を用意しなければならない。また今回の件で生命科学分野の他の研究者が委縮してはならない。国内には黄禹錫教授の他にも、国際的に卓越した能力と業績が認められている学者が多く、彼らの潜在力は相変わらず大きいからだ。

ソウル大調査委は黄教授の残りの研究結果に対する調査を厳正に終えるべきであり、少しの疑惑も残してはならない。その調査結果に基づき、ソウル大は黄教授にはっきりと責任を問うべきだ。これとは別に、検察は黄教授が提起した「ES細胞の入れ替わり」とともに、論文ねつ造行為による責任と資金流用についても徹底的に捜査する必要がある。こうしてこそ、韓国科学界は生き続け、わずかではあるが国民の胸に積もった沈殿物を除去することができるだろう。

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