再び点火する「4月危機説」…韓国で建設・貯蓄銀行・化学・流通など信用リスク業種増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.23 08:12
最近貯蓄銀行と建設、流通、石油化学業種の信用度に「赤信号」が点灯し、4月危機説が再点火された。これらの業種は高金利・原油高・ドル高の三重苦に直撃弾を受け収益性が悪化し、不動産プロジェクトファイナンス(PF)の不良懸念に資産健全性まで揺らいでいるからだ。
韓国企業評価は22日に報告書「リスクダッシュボード」で、信用リスク懸念業種として建設、流通、石油化学、貯蓄銀行を挙げた。ここに属した企業は格付け下落圧力が大きくなるだろうという意味と解説される。企業の立場では格付けが下落するほど資金調達(社債発行)負担が大きくなる。