中国メディア「38度線ロマンス、重大な問題解決には限界」…パッシング懸念?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.01 09:52
米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「板門店(パンムンジョム)サプライズ会談」および韓米朝3カ国首脳会談に対する中国メディアの視線が複雑だ。
環球時報(グローバル・タイムズ)の胡錫進編集長は微博(ウェイボー、中国版ツイッター)で、3カ国の首脳会談を「38度線での予想外のロマンス」と表現した。胡編集長はこの日のイベントについて韓半島(朝鮮半島)情勢の安定につながると評価しながらも「指導者間の私的関係が国家利益に代わることはできない。重大な政治的な違いを解決するには限界があるしかない」と主張した。そしてトランプ大統領が「制裁解除」のようなプレゼントなく手ぶらで訪れたと指摘した。