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【噴水台】「No,President」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.24 09:18
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ドナルド・トランプのホワイトハウスの混乱した様子を描いたボブ・ウッドワードの新刊『恐怖(Fear)』を引用した記事が少なくないが、それにもう一つ加えようと決心したのはこの一言のためだった。

「驚いた」

 
過去、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で働いていた人物がこの本の話をしながら出した感嘆の声だ。そう言いながら「私もかなり言うべきことは言う人間だったが、ここまでとは」と話した。

「プロの嘘つき」(ジョン・ダウド個人弁護士)に「感情移入だろうが憐憫だろうが、心理能力はゼロ」(ラインス・プリーバス前大統領首席補佐官)というトランプについて言及した言葉ではなかった。参謀と彼との関係、厳密には彼の嘲弄にも参謀がどの程度まで助言できるかどうかに対してだった。

確かに驚いた。NATO(北大西洋条約機構)無用論のトランプを説得するために参謀が集まった。ジェームズ・マティス国防長官、ジョセフ・ダンフォード合同参謀議長らだった。トランプがジョン・マケイン上院議員に対して事実と違った話をすると、マティスがこう言った。「いいえ、大統領(No,President)。逆に理解されているようです」。NATOをめぐり、参謀が「大統領とは考えが違う」と言ったのだ。ダンフォードは同盟国の経済的困難を言及し、マティスは「もしもNATOがなかったとすれば、NATOのようなものを創設(invent)しなければならなかったでしょう」と言った。トランプは結局、一歩退いたという。マティスに「分かった(You can have your NATO)。それでも(NATO)分担金の集金はしなければならない」と言ったという。

民主党員であり、国家経済委員会委員長を務めたゲイリー・コーンはトランプの保護貿易主義の認識を変えるために骨を折った。ある日、トランプに尋ねた。「なぜそのように考えるようになったのですか」。するとトランプが「もともとそう考えていた。30年間そのように考えてきた」と答えると、コーンは「だからといって(長く信じていたからといって)正しいわけではありません。私は15年間、プロのアメリカンフットボール選手になれると考えてきました」と言った。

コーンにはこういう逸話もあった。コーンが肯定的な雇用統計を出すと、トランプが威張るように「私の関税政策のためだ。それが奏功しているのだ」と喜んだ。コーンが関税政策に反対していたことを念頭に置いたものだ。実際は関税政策施行前だった。コーンは冗談半分真実半分で「あなたは本当に馬鹿だ(fucking asshole)」としながらトランプの腕をポンと叩いたという。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の参謀は果たして大統領にどのような助言をどこまでしているのか気になる。事実をしっかりと伝えているだろうか。脱原発や所得主導成長、人事論争、そして大統領の「未来核に対して北朝鮮は廃棄措置をすでに取った」という発言などを見ると、もっと奮発してもらわなければならないのではないかと思う。

コ・ジョンエ/中央SUNDAY政治エディター

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