サムスン電子副会長の2審判決を控えて海外で懸念の声
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.29 15:10
海外の政治・経済専門家たちがサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の2審判決宣告(2月5日)に関した寄稿文を各種メディアを通じて相次ぎ発表した。筆者ごとに少しずつ焦点は違うが、概して有罪宣告が言い渡される場合、サムスンはもちろん、韓国の政治・社会・経済全般に良くない影響を及ぼすだろうという論調だ。
バージニア州のジョージ・アレン元知事・上院議員は27日(現地時刻)、「ニューズウィーク」に掲載した寄稿文で「サムスンの韓国経済に対する寄与度を考えると、李副会長を実刑に処するのはサムスンの経営陣だけでなく、韓国政治・経済全般に波紋を残すだろう」と懸念した。彼は引き続き「罪を立証する証拠が不十分だったという印象のため、多数のメディア・批評家は有罪宣告に政治が影響を及ぼしたのではないか疑問を提起してきた」とし「激動の時期に韓国の分裂を深化させ、周辺国家に影響を及ぼしかねない」と付け加えた。