【社説】革新成長、中国の光棍節から学べ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.14 12:57
中国のアリババグループが主導したショッピングイベントの光棍節(独身者の日)の売り上げが11日の1日だけで28兆ウォンを達成し過去最大記録を破った。この日の光棍節販売額は昨年の米国最大ショッピングシーズンのサンクスギビングデーとブラックフライデー期間の販売額より4倍以上多い。いまや光棍節を「中国版ブラックフライデー」と呼ぶ代わりにブラックフライデーを「米国版光棍節」で呼ばなくてはならないほどだ。
光棍節の成功はアリババグループをはじめとする電子商取引企業が大幅な割引率を掲げて大々的に雰囲気を盛り上げた上に、スマートフォンの普及拡大でモバイル決済が急増したためだモバイルショッピングの割合は今年90%に達した。光棍節のグローバル化も一役買った。200カ国以上の消費者が海外個人輸入で光棍節に参加した。いまや光棍節は中国の国内イベントを超え世界のショッピングイベントに浮上したのだ。オンライン・オフラインとモバイル、人工知能(AI)を結合した馬雲アリババ会長の新流通革新も注目しなければならない。ビッグデータなど先端情報技術(IT)を活用して商品の生産・流通・販売を一段階アップグレードさせたのだ。ブルームバーグが「アリババはよく『中国のアマゾン』と呼ばれるが、新流通領域だけはアマゾンが『米国のアリババ』と呼ばれなければならない」と報道するほどだ。