【社説】猛暑・豪雨・干ばつの意地悪…気象異変対策の再整備を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.24 17:14
韓国国民が大変な夏を過ごしている。猛暑・豪雨・干ばつの3銃士が困らせている。例年より早く訪れた猛暑は猛威を振るい、猛暑の後には空に穴が開いたかのように豪雨が降っている。それでも慶北(キョンブク)と嶺南(ヨンナム)内陸は梅雨期の降水量が平年の10%程度にとどまり、干ばつと猛暑に苦しめられている。気まぐれ天気は今月末まで続く見通しだ。
昨日、ソウル地域の豪雨が代表的だ。3日前の昼間の最高気温は34.9度まで上昇し、今年に入って初めて猛暑警報が発令されたが、日曜日に1時間当たり50ミリメートルの水爆弾が降り注いだ。京仁(キョンイン)線一部区間の電車運行が見送られ、第二外郭循環道路が制限されるなど、被害が相次いだ。注目すべきところは地域別の違いだ。ソウル鍾路区(チョンノグ)には133.5ミリメートルが降ったが、冠岳区(クァナクグ)は20ミリメートルにとどまった。同じソウルだが他の気候パターンが日常化しているわけだ。