外交部長官の任命を強行した文大統領「宣戦布告ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.19 09:26
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が18日、康京和(カン・ギョンファ)長官候補者を外交部長官に任命した。国会での人事聴聞報告書を採択せず国務委員を任命したのは13日の金尚祖(キム・サンジョ)公正取引委員長の任命に続き2人目だ。自由韓国党・国民の党・正しい政党など野党3党が長女の偽装転入問題と配偶者の不動産投機疑惑などを理由に反対していた。
文大統領は康長官に任命状を与え「国政が安定した時期に行う人事と、根本的な改革が求められる時期に改革のために行う人事とは大きく違うと考える」とし、「そのような時期こそ、大統領と野党間の人事に関する考えが違う可能性がある」と述べた。引き続き「考えが違うからといってそれがまるで宣戦布告、強行や協力政治はないとか、大統領と野党との間で勝負、または戦争をするかのように発言することは穏やかでない」と述べた。康長官の任命を強行せざるを得ない立場とのことだ。