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【コラム】文大統領の手帳(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.08 14:37
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大統領の所持品のうち最も気になるものは手帳だ。その中には大統領だけのものが満載されている。首相・長官候補の人事目録、秘密に推進する政策などが細かく書き込まれているかもしれない。極めて私的なメモもあるだろう。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領も手帳を持っているようだ。そう思わせる理由がある。数年前になるが、それは彼の著書『運命』に出てくる。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の遺書の話をしながら「出力して持ってきた最初の原本は夫人に見せた後、懐に入れた。私は今でもその方の遺書を私の手帳に入れて持ち歩く。特別な理由はない。ただ捨てることができず、そうしているだけだ」と書いた。本を読んで少し驚いた。盧大統領の死が「人間文在寅」にはそれだけ身にしみるものだったのだ。

 
もちろん文大統領が今でも手帳にそれを入れているかどうかは知らない。近くにいる数人に尋ねてみた。本当なのかどうかは知らないが「分からない」という返答だった。最近、会議の時は手帳にメモをするよりも、日常的なメモ用紙を使用することが多いという。

とにかく私は文大統領がもう手帳にその遺書を入れていないことを望む。いや、入れていないと思っている。顕忠日(6日)の追悼演説と先月23日の盧武鉉大統領8周忌の言葉からそう感じた。ともに文大統領が自ら念入りに準備したという。自身が書いた部分が少なくないということだ。

文大統領の8周忌の言葉は事実上の告別だった。盧大統領に「任務を果たした後にもう一度訪ねます」と語った。「参加政府を越えなければいけない」「守ることができず申し訳ないという気持ちを今は胸に埋める」とも述べた。大統領の役割をする間は「盧大統領に対する恨」は捨てて国だけを眺めるという意味として聞こえた。

顕忠日も異例だった。遺書が過去志向的なら、追悼演説では未来と和解を語った。文大統領は「理念の政治、分裂政治を清算する」と述べた。またベトナム戦争参戦者やドイツ派遣鉱夫・看護師など産業化時代の象徴だった人々の献身と犠牲を愛国だと強調した。「ベトナム戦争参戦者の献身と犠牲をもとに祖国の経済が生き返った」という言葉もあった。

ベトナム戦争参戦者とドイツ派遣は保守大統領が言及してきたことだ。大統領選挙過程で保守陣営から親北左派という攻撃を受けた文大統領のこうした発言はそれだけに格別だった。


【コラム】文大統領の手帳(2)

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