国連安保理「北朝鮮に強く批判」…中国も声明採択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.16 10:19
国連安全保障理事会（安保理）が１５日（現地時間）、声明を出して１４日の北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難した。
ＡＰ通信など外信によると、安保理はこの日のメディア声明を通じて北朝鮮の挑発を非難し、北朝鮮に対する追加制裁を警告した。
安保理は声明を通じて「北朝鮮は具体的な行動を通じて非核化の努力を見せるべきだ」とし、「北朝鮮がこれ以上の核・ミサイル試験に踏み切らないように強く訴える」と話した。
この日の声明は全会一致で採択された。中国も声明採択に参加した。安保理はさらなる制裁も予告した。
今回の声名は１６日午後に予定されていた安保理緊急会議の一日前に出たものだ。安保理常任理事国である米国をはじめ、韓国や日本、米国が共に会議招集を要請したことが分かった。
これに先立ち、北朝鮮は１４日午前５時２７分ごろ、平安北道亀城（ピョンアンブクド・クソン）付近から東海（トンヘ、日本名・日本海）上に向かって弾道ミサイル一発を発射した。ミサイルは約７００キロメートル程度飛行して日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）の外側の東海上に落ちたことが分かった。