【コラム】証券市場のそばで火にあたる韓国人(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.18 15:18
KOSPI(韓国総合株価指数)が上がってもなぜ株式で儲かったという人はいないのだろうか。多くの韓国人が気になっている。経済専門家もこれといった答えを出せていない。明らかな模範解答はある。「韓国経済の躍動性が落ちた結果」という。実際に、企業の経営が低迷し、韓国は2%台の低成長国家に転落した。これより具体的な意見は、サムスン電子の単独プレーによる効果という説明だ。
サムスン電子をはじめとするサムスングループの時価総額が450兆ウォン(約43兆325億円)に達し、証券市場の時価総額の30%に達しているという点を考える必要があるということだ。サムスン電子抜きにはKOSPIが上がる理由がなく、証券市場が改善されたこともないという説明だ。