日本の花王、「男性社員の育児休業挑戦」会社から先に勧誘
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.17 13:04
洗剤や化粧品などを製造する日本の花王は子どもが生まれた男性社員にリーフレットを渡す。育児休業など多様な仕事と家庭両立制度を教え推奨するためだ。リーフレットの表紙には育児休業を使いすまなそうに頭をかく男性社員に向かって同僚社員が「大丈夫だ」と明るく笑う絵が象徴的に入れられた。育児休業を実際に使った30代男性社員の所感も入っている。「育児と家事を一緒にする大変さを実感できた。多くの人が育児休業を使ってこれを体験したら良いだろう」。
中央日報と日本経済新聞は韓日両国の仕事と家庭のバランス優秀企業をそれぞれ6社と2社取材した。 中央日報と日経の共同報道は昨年6月の韓日20~40代男女の結婚・出産認識調査に続き2番目だ。花王は大手総合商社の伊藤忠商事とともに優秀企業に選ばれた。中央日報が日経の取材協力を基に両社の事例を整理した。男女両方の育児休業を促す花王は全従業員3万人のうち半数が女性だ。年間600人以上の女性社員が育児休業を使い、時間制勤務と在宅勤務も一般化した。育児休業を終えれば会社復帰を助ける上司の面談・配偶者と一緒のセミナーなどを実施する。また、父親の育児参加を活性化するため育児休業の最初の5日を有給と認める。