ろうそく集会、きょう青瓦台に100メートルまで接近=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.03 10:16
1300メートル、900メートル、200メートル、そして100メートルの距離まで。ろうそくを持った市民は毎週、青瓦台(チョンワデ、大統領府)に接近している。青瓦台に近づくほど市民の声は高まっている。「朴槿恵(パク・クネ)は退陣しろ!」「もう我慢できない!」。先月26日の5回目のろうそく集会である市民はこう語った。「この距離ならその方が耳をふさがない限り聞こるだろう」。
10月29日にソウル光化門(クァンファムン)広場の世宗大王(セジョンデワン)銅像前で警察と対峙した市民は約1カ月後の先月26日、青瓦台まで直線距離で約200メートルの距離にある清雲・孝子洞住民センターまで前進した。3日の6回目のろうそく集会を控え、主催側の「朴槿恵政権退陣非常国民行動」(退陣行動)は青瓦台前の孝子洞(ヒョジャドン)交差点を通過する行進と青瓦台の西側にある孝子治安センター前での集会を申告した。これに対し警察は「孝子洞交差点は青瓦台の塀から100メートル以内」とし、退陣行動に行進・集会禁止を通告した。現行の集会関連法上、100メートルは青瓦台に対するデモの最短距離だ。