<台風18号>韓国海洋警察隊員、足首骨折しながらも乗組員2人救助
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.06 16:40
台風18号の影響で、救助活動中に韓国海洋警察救助隊員が船員と一緒に波にさらわれたが救助された一方、119消防隊員は急流で行方不明になるという事故もあった。
5日午前8時24分ごろ、全羅南道麗水市水晶洞(チョルラナムド・ヨスシ・スジョンドン)梧桐島(オドンド)の防波堤の上を移動中だった麗水海洋警備安全署(麗水海洋警察)122救助隊員のパク警士(42)ら4人と1321トン級旅客船ミナムクルーズ号のチュ船長(57)、乗組員のキムさん(61)ら6人が波にさらわれた。乗組員を船に避難させようと防波堤を移動中に高さ約3メートルの波が襲って海に流されたパク警士らはまずチュ船長とキムさんを救出した。幸い、船から下りる前にライフジャケットを着用していたため沈まずに海に浮かんでいた2人を防波堤側に移動させることができた。強い風雨と高波で自身の身体を支えるのもやっとという難しい状況だった。辛うじて防波堤の壁面に設置された鉄製はしごを通じて救出に成功した。