台風18号、韓国南部に大きな被害…「10月としては異例」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.06 15:28
台風18号(チャバ)が5日、済州道(チェジュド)と南海岸に影響を与えながら東海(トンへ、日本名・日本海)に抜けた。10月に韓半島(朝鮮半島)に影響を与えた台風では2013年台風24号(ダナス)以降、3年ぶりだ。台風24号は韓半島に上陸しなかったため被害は大きくなかった。半面、今回の台風18号は大量の雨とともに歴代級の強風を伴った。台風が韓半島(韓国地域)を直撃したのは2012年9月の台風16号(サンバ)以来4年ぶりだ。
済州(チェジュ)大海洋産業警察学科のムン・イルジュ教授は「10月に韓半島にこれほど強い勢力を維持した台風が接近したのは非常に異例」としながら「済州道南側の海水温が26度以上の高温状態を維持し、暖かい黒潮海流に伴って北上したため」と話した。