炊飯器も満足に作れないのか、中国の自己反省
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.05 08:48
「消費財の立ち遅れ現象」。最近の中国経済の弱みの1つだ。家電製品などが1億人に達する中産層の好みを満足させられずにいる。4日、ウォールストリートジャーナル(WSJ)は代表的な事例として炊飯器を挙げた。
WSJは「中国製炊飯器は技術水準が幼稚な底辺加熱方式」とし、「反面、外国製炊飯器は電磁誘導を利用して釜全体を加熱する方式」と紹介した。中国製は値段が安い。基本形が20ドル(約2000円)程度だ。一方、外国製炊飯器は300~1000ドル程度だ。だが、WSJは「中国の中産層がご飯の味が落ちるため自国製の炊飯器を冷遇している」と伝えた。