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性的暴行疑惑の姜正浩、運命を分ける3つの疑問(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.07 14:08
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◆意図的な接近か

反転の余地はある。「バンブル」の特性上、女性Aさんが他意を持って姜正浩に接近した可能性もあるからだ。バンブルはそれぞれの位置を基盤に男性と女性を結びつける。ただ、女性だけが先に話しかけることができる。バンブルでは女性が選択権を持つ。すなわちAさんが先に姜正浩に話しかけ、チャット後に彼のホテルに向かったということだ。

 
MLBでは選手と女性ファンが個別に会うことを禁止している。見慣れない女性が選手にサインを要求しながら接近し、「性的暴行を受けた」と主張する可能性があるからだ。MLBでは室外でも知らない女性と2人でいる状況を避けるよう繰り返し教育する。

ピッツバーグは6日、セントルイス戦の先発メンバーから姜正浩を除き、5-2とリードした9回表に代打で起用した。姜正浩はセンター前ヒットを放った。

姜正浩とピッツバーグ球団はAさんが警察に申告したことを知っていた。事件発生直後の先月18日から5日のシカゴトリビューンの報道前まで姜正浩は打撃不振に陥った。この期間、打率は1割2分2厘(41打数5安打、2本塁打)に終わった。5日に性的暴行容疑が明らかになると、姜正浩と代理人のアラン・ネロ氏はすべてのインタビューを拒否して口を閉じた。現地のインタビューにも応じず、ファンと疎通していたソーシャルメディア(SNS)も閉鎖した。

◆処罰は

MLB事務局は昨年8月、「家庭暴力・性的暴行・児童虐待防止協約」を発表し、この問題は特に厳しく扱う原則を決めた。これを受け、アロルディス・チャップマン(28、ニューヨーク・ヤンキース)は昨年10月、恋人への暴行容疑で30試合出場停止処分を受けた。昨年11月に妻に暴行を加えた容疑で警察に逮捕されたホセ・レイエス(33、コロラド)は51試合出場停止となった。4月に女性暴行容疑で逮捕されたエクトル・オリベラ(31、アトランタ)は裁判所の判決がまだ出ていないが、82試合出場停止処分を受けた。

性的暴行容疑が立証されれば、姜正浩はこれより重い懲戒を受ける可能性が高い。イリノイ州で性的暴行は少なくとも懲役4年刑、最高で終身刑の処分を受ける。

容疑を晴らせば姜正浩には機会がある。クリーブランドの投手ダニー・サラザール(26)は昨年2月、女性に性的暴行をした容疑を受けた。しかしクリーブランド警察は証拠不足を理由に起訴せず、サラザールは現在、正常な選手生活を送っている。


性的暴行疑惑の姜正浩、運命を分ける3つの疑問(1)

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