兄弟紛争が招いた韓国ロッテ捜査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.11 10:50
韓国財界5位のロッテグループが1967年の創社以来、最大の危機を迎えた。ロッテは新政権を迎えるたびに特恵をめぐる問題が浮上したりしたが、グループ全般が検察の本格捜査対象となるのは初めて。
ソウル中央地検特別捜査4部と先端犯罪捜査1部は10日午前からソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテグループ政策本部とホテルロッテ本社、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(61)の執務室と平倉洞(ピョンチャンドン)の自宅など17カ所を家宅捜索した。検察が8日、大宇造船海洋に続いてロッテグループに対しても家宅捜索をしたことで、執権後半期の本格的な「捜査政局」が始まったのではという分析が出ている。