【コラム】ソウル大学の傲慢と屈辱(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.23 09:12
ではグローバル成績表はどうだろうか。全国60万人の受験生の中で最上位3100人を集めているのはそれなりだが、競争力は落ち続けている。実証的に見てみよう。英国の「タイムズ高等教育(THE)」の世界の大学評価の順位は一昨年の50位から昨年は85位、米国「USニュース&ワールドリポート」の評価は72位から105位に下がった。朴槿恵(パク・クネ)大統領も強調した基礎科学研究も中途半端だ。米国ネイチャーのネイチャーインデックス(研究成果の評価指標)は昨年57位から今年68位に下がり、オランダのライデン大学のライデンランキング(引用頻度上位10%論文比率)も544位で、ポステック(浦項工科大学、219位)や梨花(イファ)女子大(446位)にも遅れをとる。
政府の4年制大学の研究費支援額の10%(4500億ウォン)も使うソウル大がなぜこうなのか。