韓国「加湿器殺菌剤事件」、原料は中国産?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.13 14:13
14人の死者(検察集計基準)を出した加湿器殺菌剤業者「セピュ」が、デンマークではなく中国から輸入されたポリヘキサメチレングアニジン塩酸塩(PHMG)を原材料として使用したという主張が出ている。
環境保健市民センターは12日、記者会見を開き、ダム・ガード・ケトックス元代表のインタビュー映像を公開した。同団体によると、ケトックスは殺菌剤の原料の塩化エトキシエチルグアニジン(PGH)を生産していたデンマーク会社。韓国で加湿器殺菌剤被害事件が発生すると、2012年にデンマーク政府はPGH販売禁止措置を取り、ケトックスは2年後に廃業した。