「高層ビルで埋まるソウル・香港・シンガポール、進化が必要」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.10 15:53
先月23日午後7時、退勤時間だが、ソウル中区ソウル市庁舎の会議室に約30人が集まった。ソウル市公共建築家、ソウル市都市空間改善団などソウルの公共建築を手掛ける人たちだった。集まった目的は「アジアの世紀(The Asian Century)」をテーマに開かれた特別講演を聴くためだ。
招待講師はオランダのアムステルダムにあるAMO(Architecture for Metropolitan Office)の代表、レニエ・デ・グラーフ氏(52)。AMOは世界的な建築家レム・コールハース氏が運営しているシンクタンク研究所だ。1990年代後半に設立されたAMOはジャーナリスト・歴史学者が建築家とともに建築と建築を越えた社会現象について研究している。メガシティ、再生可能エネルギー、先端テクノロジーなどがその中心だ。