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【中央時評】トランプ現象、他人事でない=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.01 10:11
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韓国の選挙で浮動層は理性的な有権者と理解されたりする。大勢順応の地域投票を越えてあれこれと可能性を考えるという点で、浮動層の有権者は合理的ともいえるし、すべての候補の終盤のターゲットでもある。しかし浮動層の悩みをもう少し深くのぞいてみると、果たして浮動層の前に置かれたものは、幸せな悩み、楽しい選択なのだろうか。10余日後に迫った今回の選挙で浮動層の有権者に残されている選択は3つある。従来の性向で支持政党に忠誠投票をする、投票場に行かず退場する、無概念の政党政治に対する抗議を込めて投票する方法だ。しかしどの代案もすっきりとした選択という感じはない。選択肢は多く見えるが、実際は化石化した既存政党の談合構造の中に閉じ込められているという思いが強まるだけだ。

最も容易な代案として地域や理念に基づき忠誠投票を選択するとしても、それほど気楽なことではない。例えば光州(クァンジュ)の有権者なら「国民の党」と「共に民主党」のうちどちらを選択するのが忠誠投票なのか確信を持つのが難しいだろう。一方、大邱(テグ)で金富謙(キム・ブギョム)候補を支持する有権者や全羅南道順天(スンチョン)で李貞鉉(イ・ジョンヒョン)候補を応援する有権者は、地域主義政治に対する抗議を表現しながら新しい変化を図るという意味はあるが、変化の火種は依然としてわずかな水準だ。結局、浮動層を問わず有権者のほぼ半分は最初から投票場に行かない退場を選択するだろう。

 
どの道を選択しようと、有権者は4年ぶりの主権行使があらかじめ組まれた狭い選択肢の中で行われるという現実と向き合うことになる。今回の比例代表投票用紙には何と21の政党の名称が並ぶことになるが、3、4の主要政党を除いた多くの群小政党は自らを知らせる機会さえも持てない馴染みのない名称だ。有権者が忠誠投票をしようと、抗議投票をしようと、退場しようと、依然として狭い迷路に閉じ込められている気がする理由は、韓国政党政治が過去30年間、強力な寡占体制で維持されてきたからだ。

1987年の民主化以降、多くの政党が明滅してきたが、現在の2大政党のセヌリ党と共に民主党の根は実際、発展国家時代の与党と野党に由来する。競争の門戸が広がり、過去30年間に多くの政党が2大政党に挑戦したが、すべてが消滅または2大政党に吸収・希釈されたりした。それ以外は正義党とまだその影響力を予想しにくい国民の党が、2大政党の隙間でかろうじて競争しているだけだ。


【中央時評】トランプ現象、他人事でない=韓国(2)

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