<北ロケット発射通告>「北ロケット、韓国領土に落ちればパトリオットで迎撃」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.05 10:12
4日午後2時、仁川市甕津(オンジン)郡ペクリョン島海岸のキロギ陣地。「砲1中隊準備、撃て」という命令が下されると、K-9自走砲(6門)の砲身が一斉に火を噴いた。24発の高爆弾(HE)発射による轟音と振動が天地を揺らした。10-20秒後、「ダン!ダン!」と砲弾が海で爆発する音が聞こえた。その直後、訓練指揮部は「10キロほど先にある仮想の敵を原点打撃した。24発すべて横・縦200メートルの範囲に正確に入った」と明らかにした。K-9自走砲の最大射程距離は約40キロ。
軍の関係者は「今日は西南側に向けて撃ったが、北の挑発時は砲の方向を直ちに北に向ける」とし「北の長射程砲が集中配備された甕津半島と黄海道南部、海州港などがK-9自走砲の射程距離内にある」と述べた。キム・フィソン大尉(海兵隊第6旅団砲兵中隊長)は「獲物を待つ猛獣のように敵の挑発時には一気に息の根を止める」と覚悟を表した。