「経済活力を腐敗が侵食」…朴大統領、執権4年目の高強度調査予告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.06 13:36
5日午前10時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)世宗室。新年最初の国務会議で朴槿恵(パク・クネ)大統領は15分間、5300字の冒頭発言をした。「残りの任期に可能なすべてのことをやり遂げる」「積弊や腐敗を根絶しなければいけない」などの発言が続いた。また高強度の調査を予告した。
朴大統領は「過去の積弊が経済活力の障害物だという点をはっきりと認識する必要がある」とし「各部処は不正腐敗の根絶にさらにまい進することを願う」と述べた。続いて「積弊が多いところにお金を注ぎ込んで血と肉にいくだろうか」とし「経済活性化のためには政策も重要だが、それをかじって食べる積弊や腐敗を根絶しなければいけない」と話した。また「病気が発病してから治そうとすれば、病むことはすべて病み、苦労することはすべて苦労し、治らないこともある」と事前予防措置も強調し、「不正腐敗に対する事前予防措置を政府が近く発表することになるだろう」と述べた。実際、黄教安(ファン・ギョアン)首相が指揮し、検察・警察・首相室傘下の不正腐敗根絶推進団などが総動員され、朴大統領の発言を実行に移すという。