いま朴槿恵大統領に最も必要なこと(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.23 16:50
朴槿恵(パク・クネ)大統領の国政支持率はどこまで下がるのだろうか。先週末のギャラップの調査で国政支持率は過去最低の29%となった。朴大統領の国政支持率は一昨年の20カ国・地域(G20)首脳会談出席当時に最高の67%、年初に年末調整波紋で最低の29%となった。最近はMERSの影響でまた支持率が最低になった。政治家の支持率の騰落原因は企業の売上高の騰落原因と似た様相を見せ、大きく3つの要因に区分できる。
短期的な要因は単発性「イシュー」による騰落、中期的な要因はイシューが一定の流れや形態をなす「パターン」による騰落、長期的な要因はパターンが全体を説明できるほど形成された「構造」による騰落だ。政治家の支持率騰落を説明する際、主に短期的な要因だけで説明する場合が多い。最近の朴大統領の国政支持率下落も短期的要因、すなわち単発性のイシューによる下落が主な原因なのだろうか。