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プーチン「トルコはテロ共犯」、連合軍が確保したシリア北部空爆(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.27 09:26
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トルコの戦闘機F-16sが24日、ロシア戦闘爆撃機スホイ(Su)-24を撃墜させたことについてロシアが事実上の報復に出た。ロシアはトルコなど連合軍が支援するシリア反乱軍に対する空爆を増やしただけではなく、トルコ国境から50キロ離れたシリアのラタキア空軍基地に最新鋭のS-400地対空ミサイルを配備した。シリアはもちろんトルコ南部も射程圏内だ。領空守護を名分に掲げたトルコとしては、かえってこれあれできない境遇になった。米国などの連合軍も緊張した。

西側はロシアの報復措置、特にシリア内の防空力の増強を憂慮している。2007年から実戦に投入されたS-400は、最大射程距離が400キロのミサイルで軍用機も簡単に攻撃する。中国がこれを購入して防空力を強化するほど性能が卓越している。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防長官は「S-400は空中で私たちの戦闘機に潜在的な威嚇を加えるいかなる目標も破壊する」とまで話した。ロシアは巡洋艦も急派した。ここにはS-300ミサイルが搭載されたと伝えられた。

 
米国政府の関係者はこれについて「誰にでも重大な威嚇を加えうる武器体系」として「シリア内の空爆作戦に大きな懸念が提起される」と話した。トルコはもちろん米国・フランスの作戦能力にも影響を及ぼしかねないという分析だ。英国BBC放送は「再び挑発するなというロシアの強力なメッセージ」と解釈した。

ロシアはこれとは別に、トルコと接したシリア国境地帯への空爆を強化した。戦闘爆撃機の操縦士と救助ヘリコプターが攻撃を受けたシリア北西地域だけでなく、米国・トルコ連合軍が尽力して確保した北部のアジズも打撃したという。特にトルクメン反乱軍が集中攻撃を受けた。

ロシアのプーチン大統領は26日、モスクワ駐在新任大使に会って「トルコは背中にあいくちを刺すような欺瞞的な行動をしても、謝罪も撃墜された戦闘爆撃機への賠償もしていない」として「トルコ政府が故意にロシアとの関係を行き詰らせようとしていることについて遺憾に思う」と話した。それと共に「トルコはテロの共犯者」と非難した。


プーチン「トルコはテロ共犯」、連合軍が確保したシリア北部空爆(2)

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    2015.11.27 09:26
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    ロシアが摩擦を生じさせているトルコ国境から50キロ離れたシリアのラタキア空軍基地に配備したS-400トライアンフ地対空ミサイル。(写真=中央フォト)
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