オバマ大統領、IS「撃退」から「破壊」に水準引き上げ…地上軍投入岐路(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.24 10:06
イスラム武装勢力「イスラム国」(IS)撃退戦の軸となる地上軍投入をめぐり国際社会が岐路に立った。フランスの原子力空母「シャルル・ドゴールハム」が23日にシリア沿岸に配置され、米軍の特殊部隊数十人が近く初めてシリア北部に派兵されるなど、ISを狙った攻勢が強化され、後続措置として地上軍を投入するかどうかを決める時期が差し迫っている。国連安全保障理事会がIS清算決議案を全員一致で通過させたことを受け地上軍派兵議論は国際社会の次の手順になった。
フランスのオランド大統領は23日、英国のキャメロン首相に続き24日にはホワイトハウスを訪れ米国のオバマ大統領と会談し地上軍投入問題を議論する。フィナンシャルタイムズは、「オランド大統領はオバマ大統領に地上作戦の拡大を要求する計画」と伝えた。オランド大統領は引き続きドイツのメルケル首相、ロシアのプーチン大統領と相次いで会合を持ち反IS戦線の構築を試みる。