<金泳三元大統領死去>朴大統領「埋葬地もしっかり準備する」ソン夫人の手を握り哀悼
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.24 09:06
朴槿恵(パク・クネ)大統領が23日、故・金泳三(キム・ヨンサム、YS)元大統領の孫命順(ソン・ミョンスン)夫人の手を握って哀悼の意を伝えた。朴大統領はこの日午後2時ソウル大学病院葬儀場に整えられたYSの葬儀室を弔問した。朴大統領は主要20カ国(G20)首脳会議など7泊10日間にわたる多国間会議の日程を終えてこの日午前6時10分ごろソウル空港に到着した。朴大統領は空港に到着して約8時間後に帰国後の最初の日程としてYSの葬儀室を訪れた。当初空港からすぐに葬儀室へ向かうだろうという予想もあったが、朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)の官邸に戻ってから葬儀室へ向かった。
朴大統領はこの日、李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長、玄伎煥(ヒョン・ギファン)政務首席、鄭然国(チョン・ヨングク)報道官と共にソウル大病院に到着して7分間弔問した。朴大統領は堅い表情で葬儀執行委員長である鄭宗燮(チョン・ジョンソプ)行政自治部長官の案内を受けて3階葬儀室に移動した。黒のパンツスーツ姿の朴大統領はYSの影像の前で焼香と献花をした後、しばらく黙祷をしてからYSの次男・賢哲(ヒョンチョル)氏と握手をしてお悔やみの言葉を伝えたと鄭然国報道官が伝えた。賢哲氏は朴大統領に「大統領が訪ねて下さって感謝する」と答礼し、朴大統領は「(国立ソウル顕忠院の)埋葬地もしっかりこのように…」としながら礼節を守って国葬を準備するとの意向を明らかにした。賢哲氏は朴大統領が「実に残念に思う。首相が(葬儀)委員長なので準備に万全を期する。徹底する」と明らかにしたと記者たちに伝えた。朴大統領は芳名録には名前を書かなかった。