【社説】離散家族の再会、南北関係改善につなげるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.27 17:21
1年8カ月ぶりに再開された第20回南北離散家族再会行事が昨日午前の最後の対面で幕を下ろした。2グループに分けてそれぞれ2泊3日の日程で行われた今回の行事では、計186家族・981人が60余年ぶりに会った。順調に終わった今回の行事を踏んで南北関係改善の契機を生かすことが、南北の宿題として残った。
今回の再会行事は、8月の北朝鮮の地雷挑発のため韓半島(朝鮮半島)に形成された緊張局面で劇的に妥結した「8・25合意」の一環だ。6項目の合意事項のうち北側の遺憾表明と準戦時体制の解除、南側の拡声器放送中断に続き、離散家族再会行事まで完了し、残りは南北当局者会談と民間交流の活性化だけだ。民間交流活性化が当局者会談にかかっていると見ると、南北関係改善のカギはやはり当局者会談だ。