<南北高官接触妥結>「北朝鮮が遺憾表明」明示したが、挑発の主体は報道文になかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.26 13:33
北朝鮮が挑発した例は多いが、謝罪した例は珍しい。8・25共同声明文の第2項は「南側軍人が負傷に遭ったことに対して遺憾を表明した」の主語として「北側は」という3字を明示した。交渉に関係した統一部当局者は25日の記者会見で「北朝鮮が南側と向かい合って座ったテーブルで、自らを遺憾表明の主体として指摘したのは初めて」と強調した。
北側が遺憾表明の主体として明示されたが、挑発の主体としては指摘されなかったという批判もある。これに対して「2プラス2会談」の当事者である洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官は25日、セヌリ党議員研さん会場で「直接私たち南側に遺憾表明をした初めてのこと」としながら「非常に意味がある」と反論した。