【社説】南北、危機を機会にする知恵を見せる時
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.23 13:12
韓半島の軍事的緊張が最高潮に達した22日、南北高官が電撃的に板門店(パンムンジョム)で会った。この日午前まで北朝鮮の脅し文句のように望ましくない衝突が発生するか懸念した国民は午後に突然決まった対話を歓迎した。待避していた漣川(ヨンチョン)、抱川(ポチョン)、江華島(カンファド)の地域住民も大きな期待をかけた。
高官接触が開かれるまで半月余りにわたり韓半島は緊張そのものだった。非武装地帯(DMZ)での地雷挑発(4日)と韓国側の対北朝鮮拡声器放送再開(11日)、西部戦線での砲撃戦(20日)、北朝鮮の武力行使の脅し(22日午後5時)まで、気が休まらなかった。南北高官会談は再び対話の出口を開いたということに大きな意味がある。