「為替レート操作」9つのグローバル銀行、数百億ドル訴訟に直面…韓国企業も訴訟検討中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 10:51
2007年12月から2013年1月まで為替レートを操作して不当利益を得ていたグローバル銀行が数百億ドル規模の民事訴訟に直面する見通しだ。14日米国ニューヨークで9つのグローバル銀行が民間投資家に20億ドルの合意金を支給することにしたのが発端だ。フィナンシャルタイムズ(FT)は「英国ロンドンと香港、シンガポールで似たような民事訴訟が相次ぐと予想され、合意金は数百億ドルに及ぶ可能性がある」と18日報道した。為替レート操作で被害を受けた韓国企業もロンドンなどでの訴訟に参加すると予想されている。
この日ヘッジファンドや年金基金、企業、地域自治団体などがニューヨークで提起した集団訴訟で9つのグローバル銀行は20億ドルの合意金を支給することに決めた。バークレイズ、ゴールドマンサックス、HSBC、RBS、バンク・オブ・アメリカ、シティー、BNPパリバ、JPモルガン、UBSなど9つの銀行だ。