【時視各角】なぜ韓国では「医療ショッピング」をするのか?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.15 09:25
MERSももうほとんど終わりが見えるので、我慢していた話を1つしたい。先月、世界保健機関(WHO)側は、韓国でMERSがいち早く拡散する原因の1つとして「医療ショッピング文化」を指摘した。これにより医療ショッピングは「文明国の市民がしてはいけないこと」と叱責された。
昨年の下半期から今年初めにかけて「医療ショッピング」に出ていた私はドキッとした。ところが脆弱な市民意識に対する反省よりも、くやしさが先んじた。まず私の医療ショッピングの始まりは、突然の目まい症状だった。それで普段していなかった健康診断もして、さまざまな追加検査も受けろと言われるままに受けた。結果は「異常無し」。病院では答えを探せず2週間の休暇を出して休んだ。そして症状は改善した。医師たちはあらゆる検査をしてもなぜ私に「そのまま休みなさい」と勧めなかったのだろうか気になった。