MERS病院リストを発表…「遅れたが病院名の発表は歓迎」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.08 10:02
中東呼吸器症候群(MERS)患者が確認されたり来院したりした病院は、患者や病気の見舞い客の足が遠のき、葬儀場の利用が減少し始めた。7日に政府が該当病院24カ所のリストを公開した余波だ。患者5人が確認された大田(テジョン)の建陽(コニャン)大学病院側はこの日「いつもと比べて外来患者は30%、病気の見舞い客は半分以上に減った」と明らかにした。この病院のパク・チャンイル院長は「先月28日に患者が来た際すでにMERS対応体制を整えていたのに、疾病管理本部が付加情報を与えずまともに対応できなかった」として「MERS患者だという連絡は2日後に受け取った」と話した。
患者が来院したソウル汝矣島(ヨイド)の聖母病院は一日2500人ほどだった外来患者が1500人前後に減少した。病院関係者は「ツイッターに病院名が出回った先月末以後、葬儀場の利用客も半分になった」と話した。