<成完鍾リスト波紋>15時間調査の韓国前首相「懐柔する理由ない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.15 10:18
李完九(イ・ワング)前首相が14日、検察に出頭した。「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」に名前が書かれていた政・官界の8人のうち、洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事に続いて2人目の召喚調査だ。李前首相は3月12日の国民向けの談話で「切迫した心情でこの席に立った」と述べ「腐敗との全面戦争」を宣言してから2カ月後に容疑者の身分となった。李前首相はこの日、金品授受疑惑を否認し、検察と激しい攻防を繰り広げた。
京南企業関連疑惑特別捜査チーム(チーム長:文武一大田地検長)は14日午前10時から李前首相を呼んで15時間にわたる調査をした。扶余(プヨ)-青陽(チョンヤン)国会議員再選挙を控えた2013年4月4日、成完鍾元京南企業会長から3000万ウォン(約330万円)を受け取った容疑でだ。