100人検証したが…首相の器どこにもない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.15 10:12
この頃青瓦台(チョンワデ、大統領府)の人々は、会う人ごとに「どこかに良い首相の器はいないか、ちょっと推薦してほしい」という言葉がよく口をついて出てくる。先月27日、李完九(イ・ワング)前首相の辞表が受理されてから今月14日で「首相なき政府」は18日目となる。青瓦台の高位関係者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領の悩みが深い」として「いつ後任の首相を発表するのか時期をいう状況でもない」と話した。青瓦台内では週末にも人選を終えるのは容易ではないという言葉が流れて出る。
青瓦台の民政首席室はこれまで「道徳性」と「改革性」を物差しにして首相候補者を物色してきたという。だが適任者が決まらないのに検証対象者だけがますます増えているという。青瓦台の事情に明るい与党関係者は「民政首席室で首相候補として検証台にあげた人物だけで100人を超えるという話がある」と伝えた。