「朴大統領、危機迎えれば正面突破…今回も同じ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.15 11:38
朴槿恵(パク・クネ)大統領は14日、ハンガリーのアーデル・ヤーノシュ大統領、エチオピアのムラトゥ・テショメ大統領と相次いで首脳会談をした。朴大統領は12日から3日間の日程を首脳外交で埋めた。第7回「世界水フォーラム」出席のため訪韓した首脳が対象だ。朴大統領はこの日、アーデル大統領と会談では「(北朝鮮の)核武装と経済成長の並進政策は決して成功しない政策」と述べた。「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」波紋についてはこの日、いかなるメッセージも青瓦台(チョンワデ、大統領府)から出てこなかった。朴大統領は12日、「法と原則に基づき聖域なく厳正に対処するべき」と述べた後、今回の事態について沈黙している。事実関係はさておき、現首相、元・現青瓦台秘書室長らが一斉に波紋の中心に立っている状況で朴大統領の心境はどういうものだろうか。朴大統領を近くで補佐する青瓦台参謀陣に、成完鍾リスト波紋後の朴大統領の反応について聞いた。
青瓦台の関係者は「表面上は微動も感じられない」と伝えた。この関係者は「事態の流れを見ながら内心どれほど複雑だろうかと思うが、公式行事場所の外や執務中の時は全く動揺がない」とし「仕事に没頭し、雑念をなくしているようだ」と話した。