「米国がTHAAD韓国配置を要請すればNSCが判断…その後に中国を説得」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.30 08:42
外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が29日、「米国が高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島配置を要請するならば、国防部が軍事技術的に検討した後、国家安全保障会議(NSC)を中心に総合的判断をすることになるだろう。議論が本格化すれば中国など誤解がある国々に説明する」と話した。韓国政府の外交安保閣僚レベルでTHAADと関連した具体的なロードマップが出されたのは初めてだ。
尹長官はKBSの時事番組『日曜診断』に出演し、「THAAD問題と関連し過度に米中の顔色をうかがっているのではないか」との質問に、「韓国が顔色をうかがう事案でもなく、そうした理由もなく、そうした状況でもないとみている」としてこのように話した。韓国政府は「戦略的あいまいさ」を対応基調とし、要請も、協議も、結論もないという「3No」の公式立場を維持してきた。