【社説】「増税は国民への背信」という朴大統領の言葉、半分だけ正しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.11 15:26
朴槿恵(パク・クネ)大統領が政界の増税論を正面批判したことをめぐっていろいろな声が出ている。朴大統領は「重要なのは国民負担を最小化しながら福祉を強固にする案を探すこと」としながら「これを冷遇すれば国民を裏切ること」と強調した。それと共に「経済活性化のために最善を尽くさず税収が不足すると国民に税金をもっと納めなければならないと言えば、それが政治側から国民への声か」として決心したように不満をそのまま表わした。もどかしく残念がる心情が読みとれる。
それもそのはず、国会は政府が昨年からあれだけ泣いて訴えた経済活性化法案を手もつけないままそっくり棚上げしている。経済復興を冷遇しているという批判が出てくるのも当然だ。朴大統領が昨日の党青会議で経済活性化のために国会協力が切実だという意を繰り返し明らかにしたのも十分に理解できる。