【社説】「脱朴」院内代表当選を疎通と刷新の転機にすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 15:33
セヌリ党の新しい院内指令塔に選ばれた劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表が昨日、当選の第一声として3つのことについて言及した。国民の目線に合う人的刷新、増税なき福祉の基調変更、改憲議論の許容だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領や主流派の親朴槿恵系の基調とは正面から衝突しているか、非常に距離のある主張だ。政府と青瓦台はこれまで増税なき福祉が可能だという基本前提のもとで税制改編と福祉政策を展開してきた。改憲問題については朴大統領が何度も「国政のブラックホール」としながら議論の自制を公開要請した。
だが劉院内代表は別の認識を示した。彼は「たばこ税が上がって所得・税額控除転換税法の改正案を全て増税ではないと話すべきだとすれば、苦しい状況に陥ることになる」として「その基調を再検討しなければならないだろう」とした。また「改憲についての自由な討論と議論はできるのではないか」と話して青瓦台の立場とは違う声を上げた。人的刷新に関連して特定の名前を取り上げてはいないが金淇春(キム・ギチュン)秘書室長と3人の秘書官交代など全面改編を遠回しに注文した。