【社説】韓国もISテロ安全地帯ではない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.21 10:49
トルコとシリアの国境地域で10日に発生した韓国人キム君(18)の失踪事件を調査中の警察の中間捜査の結果が今日発表される予定だ。これまで明るみになったさまざまな状況証拠を総合してみると、キム君がイスラム過激主義の武装団体イスラム国(IS)に加担するためシリアに向かった可能性が低くない。
キム君が使っていたコンピューターからISへの参加方法を問い合わせるツイッターが発見され、記録が残らない秘密メッセンジャー「surespot」を利用して現地人と連絡をやりとりしていた事実があらわれた。トルコからシリアに入る国境都市キリスにあるホテルを出て現地人と共に乗合タクシーに乗った場面と国境のシリア人難民キャンプで降りる場面がCCTVにも映っていた。ISに加担する外国人がSNSを通じて接触する方法と一致し、トルコ経由でシリアに移動するルートも全く同じだ。別の目的があったものとは推定しにくい状況だ。